鬱・パニック障害の方へ ― 整体師の視点から考える “心を支える食生活” ―

2025年08月28日 08:43

鬱やパニック障害に悩む方の身体に触れると、ある共通点があります。

・呼吸が浅い

・お腹が硬い

・首やみぞおちが緊張している

・血流が弱い

心の不調は、決して「心だけ」の問題ではありません。

身体は正直に、その状態を表しています。

身体を整える土台は、日々の食事にある。

今日は、整体師の観点からお伝えしたい
「心を支える食生活」について書きます。

① 血糖値を安定させることが最優先

パニック発作や不安感が強い方の多くに見られるのが、血糖値の乱高下です。

甘いものや精製された炭水化物を摂る

急激に血糖値が上がる

インスリンが大量に出る

急激に下がる

動悸・不安・焦燥感

この流れは、パニック症状を悪化させます。

おすすめ習慣

🟡白砂糖を減らす
🟡菓子パンやジュースを控える
🟡主食は玄米や雑穀米に
🟡食事は抜かない(特に朝)


② たんぱく質は“神経の材料”

セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質は、たんぱく質から作られます。

たんぱく質不足の身体は、
いわば“材料不足の工場”のようなもの。

整体で身体を整えても、材料が足りなければ回復が遅れます。

意識したい食材

🟡卵
🟡魚
🟡鶏肉
🟡豆腐・納豆
🟡味噌

特に朝にたんぱく質を摂ると、日中の安定感が変わります。

③ 腸を整えることは、自律神経を整えること
腸は「第二の脳」と呼ばれます。

実際、セロトニンの多くは腸で作られています。

整体でも、お腹が柔らかくなると
呼吸が深くなり、不安が落ち着く方が多いです。

腸を整える習慣

🟡発酵食品(味噌・ぬか漬け・ヨーグルト)
🟡食物繊維(海藻・きのこ・野菜)
🟡よく噛む(最低20回)
🟡冷たい飲み物ばかりだと、腸は緊張します。
 できれば常温か温かいものを。

④ カフェインとの付き合い方

コーヒーやエナジードリンクは
交感神経を強く刺激します。

パニック傾向の方は、カフェインで症状が悪化することがよくあります。

完全にやめなくても大丈夫です。

🔵午前中だけにする
🔵デカフェにする
🔵1日1杯までにする

小さな工夫が、大きな安定につながります。

⑤ 「完璧にやらない」ことが一番大事
鬱やパニックの方は、とても真面目です。

だからこそ、

「ちゃんとやらなきゃ」
「全部変えなきゃ」
と自分を追い込んでしまいます。

食事改善は、1つずつでいい。

🔴今日は甘いものを少し減らす
🔴今日は味噌汁をつける
🔴今日は朝ごはんを食べる

それだけで十分です。


心が弱いのではありません。

身体が疲れ切っているだけかもしれません。

ゆっくりと。

急に変わらなくていい。

身体を整え、
食事を少し整え、
呼吸を整える。

すると心は、あとから静かについてきます。

あなたの身体は、
ちゃんと回復する力を持っています。
焦らず、少しずついきましょう。

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