鬱やパニック障害に悩む方の身体に触れると、ある共通点があります。
・呼吸が浅い
・お腹が硬い
・首やみぞおちが緊張している
・血流が弱い
心の不調は、決して「心だけ」の問題ではありません。
身体は正直に、その状態を表しています。
身体を整える土台は、日々の食事にある。
今日は、整体師の観点からお伝えしたい
「心を支える食生活」について書きます。
① 血糖値を安定させることが最優先
パニック発作や不安感が強い方の多くに見られるのが、血糖値の乱高下です。
甘いものや精製された炭水化物を摂る
↓
急激に血糖値が上がる
↓
インスリンが大量に出る
↓
急激に下がる
↓
動悸・不安・焦燥感
この流れは、パニック症状を悪化させます。
おすすめ習慣
🟡白砂糖を減らす
🟡菓子パンやジュースを控える
🟡主食は玄米や雑穀米に
🟡食事は抜かない(特に朝)
② たんぱく質は“神経の材料”
セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質は、たんぱく質から作られます。
たんぱく質不足の身体は、
いわば“材料不足の工場”のようなもの。
整体で身体を整えても、材料が足りなければ回復が遅れます。
意識したい食材
🟡卵
🟡魚
🟡鶏肉
🟡豆腐・納豆
🟡味噌
特に朝にたんぱく質を摂ると、日中の安定感が変わります。
③ 腸を整えることは、自律神経を整えること
腸は「第二の脳」と呼ばれます。
実際、セロトニンの多くは腸で作られています。
整体でも、お腹が柔らかくなると
呼吸が深くなり、不安が落ち着く方が多いです。
腸を整える習慣
🟡発酵食品(味噌・ぬか漬け・ヨーグルト)
🟡食物繊維(海藻・きのこ・野菜)
🟡よく噛む(最低20回)
🟡冷たい飲み物ばかりだと、腸は緊張します。
できれば常温か温かいものを。
④ カフェインとの付き合い方
コーヒーやエナジードリンクは
交感神経を強く刺激します。
パニック傾向の方は、カフェインで症状が悪化することがよくあります。
完全にやめなくても大丈夫です。
🔵午前中だけにする
🔵デカフェにする
🔵1日1杯までにする
小さな工夫が、大きな安定につながります。
⑤ 「完璧にやらない」ことが一番大事
鬱やパニックの方は、とても真面目です。
だからこそ、
「ちゃんとやらなきゃ」
「全部変えなきゃ」
と自分を追い込んでしまいます。
食事改善は、1つずつでいい。
🔴今日は甘いものを少し減らす
🔴今日は味噌汁をつける
🔴今日は朝ごはんを食べる
それだけで十分です。
心が弱いのではありません。
身体が疲れ切っているだけかもしれません。
ゆっくりと。
急に変わらなくていい。
身体を整え、
食事を少し整え、
呼吸を整える。
すると心は、あとから静かについてきます。
あなたの身体は、
ちゃんと回復する力を持っています。
焦らず、少しずついきましょう。